遮熱・断熱・放熱
ソリューション

特集

NAGASEの熱マネージメント

遮熱・断熱・放熱技術は、工場などの労働環境改善や省エネ、EVの熱マネジメント、電子部品の安定稼働などさまざまな産業シーンに用いられています。

昨今、積極的に熱の管理をするためにスマートな素材活用での解決も進んでいます。  NAGASEは190年以上のビジネスでパートナーと共に培ってきた、さまざまな素材に関する知見、新規開発材料、主な産業での熱課題に纏わる取組みから、熱マネジメントに関する課題に対して、さまざまなソリューションのご提案をします。新しい熱課題の解決にもチャレンジします。 

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こんな課題はありませんか?

工場の屋根からの熱で作業環境が悪くて。断熱材の見直しを検討したい。
データセンターの電気代が高くて困る。もっと効率的な冷却方法はない?
EVの熱暴走対策を強化したいけれどスペースや重量制約が厳しくて対策の幅が限られている。

NAGASEの​「マテリアル」​×​「技術」なら​
従来では​見つから​なかった​熱課題の​「答え」が​見つかります。​

なぜ熱対策が​難しいのか?​

熱マネージメントの難しさは、「熱の逃げ道」を多角的に予測できるかどうかといった点にあります。

熱移動のメカニズムは1つではありません。伝導・対流・輻射という3つの異なるメカニズムが、時には補完し合い、時には阻害し合いながら複雑な連鎖を生み出しています。媒体を必要としない輻射熱のように、目に見えない「サイレントな熱移動」を見落とすことが、製品や設備の設計のボトルネックや予期せぬリスクへと繋がります。

熱移動の基本メカニズム

熱の移動は「熱伝導」「熱対流」「熱輻射」という三つの異なるメカニズムに大別されます。これらのメカニズムは独立して作用することは稀であり、多くの場合、複雑に絡み合いながら現実世界の熱現象を形成しています。

熱移動のメカニズムによる違い

特徴熱伝導 (Conduction)熱対流 (Convection)熱輻射 (Radiation)
媒体の要否必要 (必須)必要 (流体)不要 (真空中でも伝播)
主なメカニズム分子・原子の振動、自由電子の移動流体の巨視的な流れ電磁波の放射・吸収
発生しやすい条件物質が直接接触、温度勾配が存在流体 (液体・気体) が存在
温度差による密度変化または外力
物体間に温度差が存在、特に真空中や高温環境
発生しやすい
物質・構造
高: 金属、ダイヤモンド
低: 気体、真空、多孔質材料 (断熱材)
液体、気体高放射: 黒色、粗面、非金属
低放射 (高反射): 鏡面、研磨金属

複雑に​絡み合った​熱課題に​「3つの​アプローチ」​

熱の移動は「熱伝導」「熱対流」「熱輻射」という3つの異なるメカニズムに大別されます。これらのメカニズムは独立して作用することは稀であり、多くの場合、複雑に絡み合いながら現実世界の熱課題を生じさせています。
NAGASEは「なぜ熱が伝わってしまうのか」という根本原因を3つのメカニズム・視点から分解し、熱を「遮る・断つ・逃がす」多角的なアプローチを提案します。

複雑化した現代の熱課題をマテリアル・ソリューションで解決するサポートをします。

熱の​「侵入」を​未然に​防ぐ​

遮熱は、​主に​太陽光などに​含まれる​熱線​(赤外線)を​反射する​ことで、​物体内部への​熱の​侵入を​防ぐ​ことを​目的とします。​これは​「熱輻射​(放射)」の​メカニズムに​直接働きかけます。​

熱の​「伝わり」を​物理的に​断つ

断熱は、​熱の​移動​その​ものを​抑え、​伝わりにくくする​ことを​目的とします。​ 主に​「熱伝導」と​「熱対流」の​2つの​メカニズムを​抑制する​ことで​実現します。​

溜まった熱を​効率よく​「外」​へ​逃が​す

放熱は、​断熱や​遮熱とは​逆に、​物体が​持つ熱を​効率的に​外部へ​逃が​すことを​目的とします。​ その​ため、​「熱伝導・熱対流・熱輻射」の​3つの​メカニズムを​すべて​積極的に​活用します。​

活用されるシーン

「建物内の温度上昇を抑えたい」「バッテリーの熱を効率的に制御したい」――。
現場ごとに異なる熱課題に対して、NAGASEは「遮熱・断熱・放熱」の3つのアプローチを複合的に組み合わせ、インフラから次世代モビリティまで、幅広い産業シーンにおける最適な熱マネジメントを提案します。

熱に関する解決策がない課題こそ、NAGASEにご相談ください。

遮熱・断熱・放熱の各アプローチから熱課題の解決を支援します

建物・工場

<課題例>
太陽光による室内温度の上昇、空調コストの増大

<アプローチ>
遮熱・断熱・放射冷却による建屋の温度上昇回避

電気自動車(EV)

<課題例>
バッテリーの熱暴走リスク、航続距離への影響

<アプローチ>
遮熱・断熱材料による高度な熱マネジメントの実現

データセンター

<課題例>
高密度サーバーの排熱、冷却エネルギーの削減

<アプローチ>
素材・冷媒・機械を組み合わせたトータルクーリング

その他、さまざまな産業シーンで、遮熱・断熱・放熱のアプローチご提案が可能です


NAGASEの強み

- その熱課題、商社の「情報力」とメーカーの「技術力」で解決します -

脱炭素社会の実現やテクノロジーの進化において、「熱をどうコントロールするか」は避けて通れないテーマです。NAGASEグループは、この社会課題に対し、市場の声を製品価値に変えるユニークなアプローチを提供します。

私たちは単に素材を供給するだけではありません。グローバルなネットワークで捉えた市場の潮流(商社機能)をベースに、自社の技術力(製造・研究開発機能)を掛け合わせることで、まだ世にない付加価値を生み出します。

原料から最終製品まで、バリューチェーン全体を見渡せる私たちだからこそ、既存の枠組みを超えた複合的な提案が可能です。「熱」に関する難題をお持ちのお客さま、ぜひNAGASEと共に新しい答えを見つけましょう。

関連製品・ソリューション

屋外機器の熱対策、放射冷却素材
SPACECOOL

SPACECOOLは世界最高レベルの放射冷却性能を持ち、ゼロエネルギーで外気より低温にする新素材で、お客さまの屋外機器のさまざまな熱問題を解決します。

赤外線反射型遮熱顔料 Arctic®

赤外線反射機能を持つ、複合酸化物系顔料 「Arctic®シリーズ」は、赤外線反射による「遮熱」というアプローチで、製品の熱設計をサポートする耐候性、耐熱性、耐薬品性が非常に優れた高機能顔料です。 

太陽光線中の赤外線を効率よく反射し、日光によるダメージ低減、製品寿命を延ばすことで、ヒートアイランド対策につながる顔料として注目されています。

xEV用LiB向けセル間断熱材

xEVの熱暴走はLiB内部の単一セルの異常発熱からはじまるケースがすくなくありません。セル間断熱材はナノレベルの多孔質構造が熱の「通り道」を物理的に遮断。隣接セルへ熱を伝播させドミノ倒しのように発生する熱暴走を対策します。1,000℃の炎に10分以上耐える不燃性能を持つ本商品でxEVのセルを強力に保護しませんか。

本商品を含むxEVの熱暴走対策ソリューションページ準備中

遮熱機能剤

本機能剤は、近赤外線領域の分光特性を制御することで、樹脂成形体そのものに高度な熱マネジメント機能を付与する添加剤です。
熱源となる特定波長を『吸収』して発熱する従来のカーボンブラック等の着色剤とは異なり、本機能剤は赤外線を物理的に『反射』するメカニズムを採用しています。これにより成形体の表面および内部の蓄熱を大幅に抑制することが可能です。
最大の特長は、ポリプロピレン(PP)等の難接着性樹脂や軟質素材に対しても、一次加工(成形)のみで遮熱機能を実装できる点です。塗装などの二次加工プロセスを省略(塗装レス化)できるため、製造コストの圧縮はもちろん、LCA(ライフサイクルアセスメント)の観点からも環境負荷低減に直結するソリューションとなります。

遮熱・断熱・放熱技術のあらゆる可能性で、
御社における課題解決策をご提案いたします。

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