ナガセ
アプリケーション
ワークショップ
(NAW)

研究開発

プラスチックとコーティング材料の試験・評価を担うナガセアプリケーションワークショップ(NAW)は、お客様とタッグを組んで材料メーカーや加工会社向けの新たなコンパウンド、成形品や塗料の開発を行っています。

イノベーションに向けたコラボレーション

2007年に設立されたNAWは、専門の設備を使って幅広いプラスチックとコーティング材料の原材料分析と最終製品の処方開発を行っています。年間200社以上が訪れており、専門技術スタッフが対応する開発要請は年間200から300件です。プラスチック・コーティング分野の特許取得数が40件を超える今でも変わることなく、新たな技術開発とインキュベーションプロセス、技術研修手法を追求し続けています。

ナガセアプリケーションワークショップの実験室

プラスチック

配合処方設計やコンパウンドと樹脂成形品の試作、各種評価機器による物性評価を行っています。2軸押出機、ヘンシェルミキサー、射出成形機、プレス成形機、コンピューターカラーマッチングシステムをはじめとする設備を備えています。

設備

  • 2軸押出機(15mm/18mm/26mm)
  • ヘンシェルミキサー
  • 射出成型機(80t/110t)
  • Tダイ押出機
  • プレス成形機
  • 各種分析装置(熱分析装置、FT-IRなど)
  • 各種物性測定機(引張、曲げ、衝撃試験機、HDTテスターなど)
  • CCM(コンピューター・カラー・マッチングシステム)
コーティング材料

専門技術スタッフがコーティング材料の開発とインキ配合設計を行っています。また、乾式塗装ブース、分散機やUV照射機乾燥オーブン、環境試験機などのさまざまな専門の加工設備を用いた試作と物性評価も手がけています。

設備

  • 乾式塗装ブース
  • 分散機(ペイントコンディショナー、横型、縦型ビーズミル)
  • UV照射機乾燥オーブン
  • 各種環境試験機(キセノンWOM、SUV耐候試験機、塩水噴霧機、恒温恒湿オーブンなど)
多目的実験室

NAW実験室には、さまざまな事業部と関連会社の専門技術スタッフが揃っており、NAGASEグループ全体の専門知識が結集した拠点です。グループ内の新事業開発のインキュベーション機能を担っています。