化学品AI共同物流マッチングサービス 事例紹介
October 15, 2025
NAGASEの「化学品AI共同物流マッチングサービス」を導入し、化学品、医薬品の物流業界の課題解決に挑む3社の事例を紹介します。
今回のインタビューでは、物流会社様と化学品メーカー様それぞれが直面していた課題や、サービス導入によって得られた具体的な効果をリアルな声でご紹介します。 ドライバーの労働環境改善や人手不足の解消といった喫緊の課題から、新規事業の開拓、そして将来に向けた事業継続のリスクヘッジまで、多様な目的でサービスをご活用いただいています。
ぜひ、各社の生の声から、貴社の物流改革のヒントを見つけていただけますと幸いです。
Casestudy #1 日本海急送様が語る!
「中継輸送の定期便」確保で得られたトラック運転手の笑顔と運行効率
町川 一均(社長)
電子材料工学科を卒業後、日野自動車株に勤務。
2004年日本海急送㈱に入社。2011年、代表取締役社長に就任。
物流経営士資格保有。
吉田 剛(取締役)
情報学部を卒業後、トナミ運輸㈱に勤務。2005年日本海急送㈱に入社。
営業全般を担当。物流経営士資格保有。
長瀬産業 担当者:
「サービス導入前、特にどのような課題に直面されていましたか?」
日本海急送 様:
「外泊がある長距離運転を若手が嫌がり、これが重大な離職原因でした。また、その影響で人手不足が深刻でした。帰り便の荷物を見つけるのも非常に難しく、急な指示で知らない道を走って、知らない荷物を積む不安もあり、精神的にも運転手が疲弊していました。」
長瀬産業 担当者:
「そんな中で、弊社の化学品AI共同物流マッチングサービスに期待された点は?」
日本海急送 様:
「運転手が、都度あちこち行く必要がなくなり、積荷も分かっているので、不安が解消されると思いました。安心できて余計なことを考えなくて良いので、事故が無くなる。また、運転手の『空車で帰る』という無駄をなくし、心身の負担を減らせることに期待しました。」
長瀬産業 担当者:
「実際にサービスをご利用いただいて、どのような変化がありましたか?」
日本海急送 様:
「まず、中継輸送から始めました。定期便が導入されることで運転手が毎日家に帰れるようになり、運転手の喜びに繋がりました。また、定期便である為、運転手の負担が減り、事故の減少にも寄与しました。
また、長瀬産業担当者と、その取引先の方が、都度対応してくれたので、取組みし易かった。
長瀬産業 担当者:
「今後の展望や、他社へのメッセージはありますか?」
日本海急送 様:
「今後さらにマッチング事例が増えることを期待しています。物流業界の2024年問題は深刻ですが、このサービスはまさにその解決策の一つ。荷主や物流業界の皆様には、ぜひ一度試してみて欲しいです。また、皆様に更にルート入力を増やして頂き、マッチング率を高めて欲しいです。」
長瀬産業 担当者:
「承知いたしました。貴重なご意見として、今後のサービス改善に活かしてまいります。本日はありがとうございました。」
Casestudy #2 丸総様が語る!
「化学品・医薬品の新規荷主獲得を加速!AIマッチングで開く化学品物流の新たな扉」
2005年丸総入社。吉田センター センター長、営業部長を経て2019年代表取締役社長就任。
現在は経営を担うとともに、医薬・危険物物流分野の営業にも自ら携わっている。
長瀬産業 担当者:
「丸総様が、弊社の化学品AI共同物流マッチングサービスにご参加いただいたきっかけは何でしたか?」
丸総ご担当者様:
「一番は2024年問題の解決の『スピード』を求めていたことです。私たちも医薬品や化学品に顧客層を絞り込み、低温管理車両の導入や危険物倉庫の強化など、体制を整えてきましたが、それだけでは足りない部分もありました。そんな中、貴社サービスのコミュニティに参加してみて、3回目の参加で『これは有効だ』と確信したんです。」
長瀬産業 担当者:
「なるほど、『スピード』とは具体的に、どのような面で必要とされていたのでしょうか?」
丸総ご担当者様::
「当社だけではマッチングが難しいケースが多々あり、そういった『手持ちにない案件』、つまり未開拓の(主に化学品や医薬品の)荷主からの案件を、いかに迅速に掴んでいけるかが課題でした。このサービスは、まさにそういった案件をマッチングできる、我々にとって『必要不可欠なサービス』だと認識しました。」
長瀬産業 担当者:
「サービス導入後、丸総様のビジネスにどのような変化や効果がありましたか?」
丸総ご担当者様:
「以前は獲得が難しかった化学品物流の案件でも、このサービスを通じてマッチングが実現できるようになりました。これにより、当社の化学業界における顧客基盤の拡大にもつながっていると感じています。一つ一つのマッチングが、確実にビジネスチャンスを増やしてくれています。」
長瀬産業 担当者:
「今後のサービス利用において、さらに期待される点はございますか?」
丸総ご担当者様:
「物流業界は常に変化しているので、今後も新しい技術やマッチングの機会を積極的に提供していただきたいですね。貴社との連携を深めることで、当社の『スピード経営』をさらに加速させていきたいです。」
長瀬産業 担当者:
「丸総様の貴重なご意見、ありがとうございます。今後も『スピード』と『マッチング』を通じて、貴社の事業拡大に貢献できるよう努めてまいります。」
Casestudy #3 化学品メーカーA社様が語る!
人手不足解消への打ち手、事業継続の為の備え
長瀬産業 担当者:
「貴社は、弊社の化学品AI共同物流マッチングサービスにご興味をお持ちいただいた当時、具体的にどのような物流課題をお持ちでしたか?」
ご担当者様:
「正直なところ、当時、目先の課題としてはそれほど大きな問題を感じていなかったんです。しかし、このまま何もしないでいると、いずれまずい状況が来るだろうという危機感は漠然と持っていました。特に、ドライバーの労働時間が長く厳しくなったり、将来的に人手が不足したりするだろうという話は耳にしていましたので、本格的に情報収集を始めた時期でした。」
長瀬産業 担当者:
「そうだったのですね。社内での導入検討プロセスで、何か懸念点や不安はございましたか?」
ご担当者様:
「やはり、新しいサービスでしたので、社内稟議を上げる際には『本当にどうなるのか分からない』という不安感はありましたね。最初は積極的に参加したわけでもなかったので。ただ、役員からも『輸送でそこまで困っていないか?』と問合せがありまして、将来への備えとして『保険的な解決手段』は持っておきたい、という意向があったんです。情報を持つパイプが欲しいという思いも強かったですね。」
長瀬産業 担当者:
「導入後、特に『これは役立つ』と感じられた機能や点はございましたか?」
ご担当者様:
「一番は、自分たちの荷物とマッチングしそうな『どこら辺の路線があるか』が具体的に見れるようになったことです。登録されている全てではないにしても、現状でこれだけの情報が可視化されるのは価値だと感じました。」
また、『このサービスがある』というだけで、漠然とした不安が解消され、大きな『安心』が得られているんです。まさしく、将来を見据えた『保険』として非常に心強い存在ですね。まだ目に見える大きな変化がなくても、備えがあることは私たちの事業継続にとって非常に重要な価値だと考えています。」
長瀬産業 担当者:
「ありがとうございます。まさに、そうした将来への備えと安心感こそが、弊社のサービスが目指す提供価値です。今後、さらにサービスを良くしていくために、何かご要望はございますか?」
ご担当者様:
「今後、新しいルートや提携先が増えた際に、その情報をもっと積極的に通知してもらえると嬉しいです。新しいマッチングの機会を見逃したくないので。」
長瀬産業 担当者:
「承知いたしました。貴重なご意見として、今後のサービス改善に活かしてまいります。本日はありがとうございました。」
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